2017年度 シラバス情報詳細

●時間割コード
20170024107

●科目区分
文系基礎科目

●科目名
国際開発学
●主担当教員名
宇佐見 晃一

●単位数
2単位

●開講時期
Ⅱ期
木・1
●対象学部
文系学部



●本授業の目的およびねらい

地球規模で「人」と「物」が行き交うなかで、先進国・後進国という区別に関係なく、私たちは世界の重要な課題である「格差」・「環境」・「豊かさ」などにどのように取り組んだらよいでしょうか。「開発」は、これからの課題を解決するための手法かもしれません。開発に関係する基礎的概念等を理解した上で、国際協力による農村開発等の実情の概説を介して開発途上国を理解し、これらの国と先進国との関係の理解をさらに深め、「開発は身近な課題である」と考えられる当事者意識を醸成することを目指します。

●履修条件あるいは関連する科目等

関心あるいは問題意識を持って、参加できること。
関連する科目は特にありません。

●授業内容

1.オリエンテーション
<世界の見方:地域研究の視点>
2.世界の中の「世界単位」
3.地域と「世界単位」
<開発とは>
4.開発経済学の歴史:開発思想の履歴
5.開発社会学の歴史:開発思想の履歴
6.アジアにおける農村開発政策の変遷
<わが国のODA:まず、見てみよう>
7.JICAの課題別取り組み:農業開発・農村開発
8.JICAの課題別取り組み:貧困削減
9.JICAの課題別取り組み:南南協力
<農村開発実践からわかること:バングラデシュ>
10.農村開発実践Ⅰ:農村の村落社会と経済
11.農村開発実践Ⅱ:農村開発における行政と住民
12.農村開発実践から学べること
<総括>
13.開発は身近な課題

●成績評価の方法

10%:講義への参加
90%:中間試験および課題レポート
出席が所定の回数を満たさない場合、単位は得られません。

●教科書

特定の教科書は、ありません。

●参考書

矢野 暢(編著)『世界単位論』弘文堂 1994年
速水祐次郎『開発経済学』(現代経済学選書11)創文社 1995年
海田能宏(編著)『バングラデシュ農村開発実践研究』コモンズ 2003年
大坪滋・木村宏恒・伊東早苗(編著)『国際開発学入門』勁草書房 2009年

●注意事項

受講者数を100名以内に制限します。注)希望者が100名を超える場合、受講者は第3者による抽選によって決まります。
遅刻は厳禁であり、講義中の私語は迷惑です。

●本授業に関する参照Webページ



●担当者からの言葉(Webページのみ表示)

知的好奇心は活力の大切な源です。振興、活性化という名の「開発」は、わが国の農村や地方都市の商店街が抱える深刻な社会経済問題です。私たちがよく耳にする「参加」・「持続性」・「多様性」・「共生」という概念からみると、わが国の開発は開発途上国よりも遅れているかもしれません。開発途上国の経験から学ぶべきことは少ないありません。


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