2017年度 シラバス情報詳細

●時間割コード
20170022333

●科目区分
文系基礎科目

●科目名
地理学
●主担当教員名
髙橋 誠

●単位数
2単位

●開講時期
Ⅱ期
火・3
●対象学部
工学部



●本授業の目的およびねらい

私たちの食べものは、どこで生産され、誰の手を経て運ばれてくるのか。現代社会では、
この生活の基本に係わることが容易に想像しがたい。グローバル化として指摘されるよう
に、私たちの食生活は地球上の様々な場所の人たちの営みによって支えられ、また、それ
らに影響を与えている。この授業では、こうした現代の複雑な食料の生産や流通の仕組み
を、地域・場所・環境といった地理学の重要概念の修得を通して総合的に理解するととも
に、自らの暮らし方を学問的な観点から省みる基礎的思考力を養う。

●履修条件あるいは関連する科目等

履修条件は特になし。ただし現代社会の成り立ちに関心を持っていること。関連する科目
は、社会学、社会と環境、市場経済と社会、グローバル化時代の国際社会など。

●授業内容

食料、とくに農産物の生産・流通・消費に係わる諸問題について、現在の先進国における
状況に焦点を置き、その前近代社会から近代社会、現在の各段階に至る歴史的プロセスに
沿って考察する。また、スローフード、フェアトレード、地域ブランド、食料安全保障と
いった食をめぐる現代的課題にも言及する。具体的には、概ね以下のトピックス(各2時
間程度)から構成される。

1.食料の地理学とフードチェーン
2.村落共同体と3つの農業革命
3.自給的農業から商業的農業へ
4.農業生産の産業化・工業化
5.食料生産のグローバル化とローカル化
6.食料の現代的課題と地理学アプローチ
7.まとめ-食料の可能性

なお授業時に、広範な食の問題の内容、また地理学のアプローチをすべて扱うことは不可
能である。それゆえ、受講生には、その体系を総合的に理解するために、教科書や参考書
などを使って自主的に学習することが求められる。

●成績評価の方法

履修取り下げ制度を採用する。基本的に定期試験によって評価する。

●教科書

荒木一視編『食料の地理学の小さな教科書』(ナカニシヤ出版、2013年発行、本
体価格2000円、ISBN:978-4-7795-0793-9)、詳しくは初回授業時に説明する。

●参考書

初回の授業時に紹介する。

●注意事項

授業内容の詳細、教科書・参考書、その他の履修に当たっての注意事項などについては、
初回授業時に説明する。

●本授業に関する参照Webページ



●担当者からの言葉(Webページのみ表示)




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