教養教育院と全学教育の紹介

名古屋大学全学教育科目規程

趣旨

第1条

  1. この規程は、名古屋大学通則(以下「通則」という。)第19条第7項、第20条第2項、第21条第6項並びに第23条のの2第1項及び第3項の規定に基づき、名古屋大学全学教育科目(以下「全学教育科目」という。)に関し、必要な事項を定めるものとする。

科目区分及び内容

第2条

  1. 全学教育科目の科目区分及び内容は、次のとおりとする。
    基礎科目全学基礎科目

    学問の体系や構造を認識させ,専門教育へ接続させるとともに,自主的判断能力を養う科目

    基礎セミナー

    少人数のセミナー形式による多面的な知的トレーニングを行い,コモンベーシックとしての読み,書き,話す能力のかん養を図るとともに,真理探究の方法と面白さを学ばせ,大学生に必要な自立して学習する能力を育成する科目

    言語文化

    外国語の能力を高め,異文化理解を深めて,国際社会に相応しい教養を身に付けさせる科目

    健康・スポーツ科学

    健康に関する自己管理能力,生涯スポーツの基礎となる技能の習得,スポーツを通したコミュニケーション能力やリーダーシップの育成を目標とする科目

    文系基礎科目

    人文・社会科学系分野の基礎となる科目を設定し,それぞれの分野における学問体系を認識させるとともに,自主的判断能力を養成する科目

    理系基礎科目

    自然科学系分野の基礎となる科目を設定し、それぞれの分野における学問体系を認識させるとともに、自主的判断能力を養成する科目

    教養科目文系教養科目

    人文・社会科学系分野の諸現象について、主題を設定し、それらの諸現象を学際的、総合的に分析、把握する能力をかん養するとともに、他の学問分野との関連性についても理解させる科目

    理系教養科目

    自然科学系分野の諸現象について、主題を設定し、それらの諸現象を学際的、総合的に分析、把握する能力をかん養するとともに、他の学問分野との関連性についても理解させる科目

    全学教養科目

    専門分野を問わず、豊かな人間性を育み、総合的判断能力のかん養をめざす科目

    開放科目

    学生の自主的で多様な学習意欲に応えるため、学部等が開講する専門系授業科目のうち、他学部の学生の受講が可能であり、かつ、有意義であると認めたものを指定して開放する科目

授業科目及び単位数

第3条

  1. 全学教育科目の授業科目、単位数等は、別表のとおりとする。
  2. 全学教育科目の授業科目は、前項に規定するもののほか、臨時に開設することができる。
  3. 前項の授業科目、単位数等は、開設の都度、別に定める。

単位の計算

第4条

  1. 全学教育科目の授業科目の単位の計算は、次のとおりとする。
    1. 講義及び演習は、15時間から30時間までの範囲で定める時間の授業をもって1単位とする。
    2. 実験及び実習は、30時間から45時間までの範囲で定める時間の授業をもって1単位とする。

履修年次

第5条

  1. 全学教育科目の履修年次は、学部において定める。

履修要件

第6条

  1. 全学教育科目の履修要件は、学部規程の定めるところによる。

履修手続

第7条

  1. 学生は、毎学期、指定の期日までに履修しようとする授業科目について、授業担当教員の承認を得て、所属の学部長に届け出なければならない。

単位の認定

第8条

  1. 授業科目の履修に係る単位の認定は、定期試験、追試験及び再試験等(以下「試験等」という。)によるもののほか、総合的に成績評価し、合格した者には、所定の単位を与える。
  2. 実験及び実習については、前項の規定にかかわらず、平常の成績をもって成績評価することができる。
  3. 試験等を受けることのできる授業科目は、前条の規定による手続を経て授業を受けたものに限る。

追試験

第9条

  1. 定期試験を受けることのできなかった者は、やむを得ない理由がある場合に限り、追試験を受けることができる。
  2. 追試験を受けようとする者は、定期試験終了後、指定の期日までに、所定の願書に次の書類を添え、教養教育院長に願い出て、その許可を受けなければならない。
    1. 傷病により定期試験を受けることのできなかった者は、医師の診断書
    2. その他やむを得ない理由により定期試験を受けることのできなかった者は、その証明書

再試験

第10条

  1. 定期試験又は追試験を受け不合格となった授業科目のある者は、教養教育院が別に定めるところにより、当該授業科目について再試験を受けることができる。
  2. 再試験を受けようとする者は、指定の期日までに、所定の願書により所属の学部長に願い出て、その許可を受けなければならない。
  3. 再試験の成績評価は、C又はFとする。

成績評価

第11条

  1. 成績評価は、S、A、B、C及びFの区分による。ただし、この区分により難いものについては、合格及び不合格とすることができる。
  2. 前項による成績評価でS、A、B及びCを合格とし、Fを不合格とする。

開放科目の取扱い

第12条

  1. 第2条に規定する開放科目は、学部等が開講する専門系科目のうち、全学教育委員会が適当と認める授業科目とする。
  2. 学生は、前項の授業科目を履修しようとする場合には、所属の学部長を経て、当該授業科目を開講する学部長等に届け出なければならない。

検定試験の成績の取扱い

第13条

  1. 通則第23条の2の規定に基づく検定試験は、次のとおりとする。

      一 実用英語技能検定

      二 工業英語能力検定試験

      三 国際連合公用語・英語検定試験

      四 Test of English as a Foreign Language

      五 Test of English for International Communication

      六 ケンブリッジ大学英語能力検定試験

      七 International English Language Testing System

      八 日本語能力試験

  2. 前項の単位の認定は、本学の単位認定審査に合格した者に行う。
  3. 第1項の検定試験により与えることのできる単位数は、次のとおりとする。
    検定試験の種類言語文化「英語及び日本語」
    2単位 3単位 4単位 6単位
    実用英語技能検定準1級   1級  
    工業英語能力検定試験   1級  
    国際連合公用語・英語検定試験B級   特A級、A級  
    Test of English as a Foreign Languageコンピュータ版TOEFL(TOEFL-CBT)を受験した者197点~229点   230点以上  
    ペーパー版TOEFL(TOEFL-PBT)を受験した者527点~569点   570点以上  
    インターネット版TOEFL(TOEFL-iBT)を受験した者71点~87点   88点以上  
    Test of English for International Communication663点~786点   787点以上  
    ケンブリッジ大学英語能力検定試験FCE   CPE、CAE  
    International English Language Testing System 6.0、6.5   7.0以上  
    日本語能力試験   N3レベル   N1レベル
    N2レベル

雑則

第14条

  1. この規程に定めるもののほか、全学教育科目に関し必要な事項は、全学教育委員会の議を経て、総長が定める。

附則

この規程は、平成27年4月1日から施行する。