名古屋大学を志す皆さんへ

豊かな人間性と高度の専門性・国際性を備えた
21世紀にふさわしい活力ある人材養成をめざす

四年一貫教育の充実

名古屋大学では、平成6年度から、各学部がその目的に従った、個性的な教育を系統的に実施するために、カリキュラムを4年間(医学部医学科では6年間)に亘って一貫して編成する四年一貫教育を実施しています。

これによりそれぞれの学部に入学した学生は、大学での勉学に必要な基礎科目や広範な知識教養を養う教養科目のほか、一年次から専門分野の講義やセミナーを受講することもできます。教養科目には、総合大学の利点を生かした、人類共通の課題に取り組む内容の授業科目も多数用意されており、学部の特性に応じて最も適切な年次に学ぶことができるようになっています。

名古屋大学は、平成15年度から、基礎教育及び教養教育について、従来の「共通科目」体制を発展的に解消して、教育の内容と実施の両面において全学が責任を負うところの「全学教育」体制をとっています。平成26年度からはトップ・グローバル・ユニバーシティを目指し、世界に誇れる教養教育プログラムの改革を進めています。

総合的・自主的判断力の養成

名古屋大学は、高度な専門性を持ち、総合的かつ自主的な判断力に支えられた豊かな人間性を有する人材を養成することを目標に数々の教育改革を行ってきました。高度な専門性を身につけるためには、まず、しっかりと足元を固める必要があります。そのための教育システムを「全学教育」と呼んでいます。

大学の教育には、数学や理科のように高校までの教育との連続性が比較的強い分野もありますが、ものの見方や考え方が高校までとはある程度異なる分野があることは否定できません。そこで大学に入学した学生諸君の大学教育への導入を目的として基礎セミナーや文系・理系の基礎科目を用意し、大学で勉強する学問についての基礎的な学力を身につけたうえで、より幅広い学識の養成を目的とした教養科目を履修することになります。この基礎科目には、学生諸君の専門科目に直結した科目と隣接分野の科目とが含まれています。また、教養科目には、文・理いずれの学生にも必要な知識教養の涵養を目的とした全学教養科目をはじめとして、文・理に亘る教養科目があります。文系学生に理系科目、理系学生に文系科目の履修を義務付けるいわゆる「たすきがけ」教育を実施して、より複眼的、総合的判断能力が身につくよう配慮しています。

また、本学では、総合大学としての利点を生かした開放科目の制度を設けています。各学部の授業を他学部の学生に開放して、学生の多様な学習意欲に応えようとするものです。

さらに、世界標準の教養教育の実現も「全学教育」の重要なテーマです。外国語を文化とともに学ぶことによって、この目的を達成しようとしています。これが、全学基礎科目・言語文化です。この全学基礎科目には、現代社会における生涯健康とスポーツに関する基本的知識と実践的能力の涵養を目的とする健康・スポーツ科学が含まれています。

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