教養教育院と全学教育の紹介

ごあいさつ

教養教育院長 戸田山和久

TODAYAMA, Kazuhisa

名古屋大学の学部教育は、各学部に共通する基礎教育および教養教育からなる「全学教育」と、それぞれの学部固有の「専門教育」から構成されています。教養教育院は、全学教育の企画・実施・評価等の役割を担うヘッドクォーターとして設置されました。

大学は、自然や人間および社会と直接向き合う学問を習得する場であります。そこでは、体系化された知識・知力の獲得に加え、それらを活用して答えの分かっていない問題に対峙する姿勢を体得することが重要となります。このためには、自分が立っている位置を大きな眺望のなかで的確に見定めることが必要となります。この眺望を描き出し、立ち位置を見定めるために必要なものの見方、考え方、価値観の総体が教養です。今、私たちに求められている教養は、単に博学としての教養ではなく、専門の枠を超えて共通に求められる知識・知力とともに、自然や人間および社会のあり方を広い視野から正しく理解し判断できる力です。大学における教養教育の意義は、全人格的な発展の礎を築くとともに、学問を行う際の視点や思考法を見出すことができる力を涵養することにあります。

名古屋大学では、卒業要件単位数の約4割が全学教育科目から構成されています。また、これらの開講時期のほとんどが1、2年次に集中しています。教養教育院は名古屋大学における全学教育の責任組織として,学生一人ひとりがものごとの本質を見極め自らの意思のもとで考え抜くことができる専門家に育つよう,今後とも全力を注いでいく所存であります。

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