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現代の考古学者がギリシャの壷の中にオリーブ油や穀物を見つけ、当時の生活に思いを馳せるように、未来の考古学者もまた、私たちの世代が残す遺産から生活や技術の復元を試みるでしょう。そのとき、未来人たちの目に現代の生活様式はどのように映るのでしょうか。
TORICOはどのような作品ですか?
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これはそもそも2003年当時、京都在住だったアーティスト平田さちとのコラボレーションとして開始したプロジェクトです。
「彼女は確かに私たちを見ている」
たまにそう感じさせる絵に出会う。
たとえばエドゥアール・マネ(1832-1883)の描く絵がそう。
展示2日目があわただしく過ぎていき、お客さんのおもしろいコメントなどもいろいろと聴くことができて、新たな発見もありました。そんなエピソードをちょっとご紹介します。
[作品はお喋りの相手]
それは友人とお喋りするためのきっかけと考えよう。
作者が何を言いたいかも大事だが、それ以上に、自分たちであれこれ考えるのも大事。(ただしどうぞお気楽に。)