数学博物館の第4弾!今回は, 理学部数理学科3年生の「代数学要論I」の受講生による作品展です. 「代数学要論I」の主役は群(ぐん). これは抽象代数でもありますが, いろいろなものの対称性を表す便利な道具でもあり, 数学はもちろん, 物理学, 化学などの自然科学, また工学にも現れます. またデザインやパズルにもたくさん応用されています. そんな群の世界をいろいろな角度から見てみよう!というのがこの展覧会の目的です. 抽象代数学について興味がある人, 対称性のある美しい絵が好きな人, いろんなパズルが大好きな人など, たくさんの人が楽しめる数学の世界を紹介する場所にしたいと思っています.
2017年7月31日[月] - 8月10日[木] 10:00ー18:00(初日は13:00 から, 土日はお休み)
8月10日[木] 16:30-17:30数学だけでなく, いろんなところに使われている群についてお話しします. また, この展示に至った学生たちのアクティブラーニングについてもご紹介致します.
名古屋大学教養教育院プロジェクトギャラリー「clas」
伊藤由佳理(名古屋大学大学院多元数理科学研究科)
入場無料, 予約不要