名古屋大学プロジェクトギャラリー「clas」

home > programs > 博物館実習「拡がる銅版画の世界」

銅版画は,写真成立以前には主に複製媒体として発展しましたが,その後は独自の表現媒体として,版表現の可能性を追求すべく様々な実験的な試みがなされてきました.本展では銅版画の世界の拡がりと魅力の一端を,吉岡弘昭,坂爪厚生,深沢幸雄,駒井哲郎ら,第二次世界大戦後に銅版画の世界を切り開いてきた作家と中心に約10点の作品でご紹介します.なお,本展覧会は「一般博物館実習」の一環として行われるもので,運営は受講生によって行われます.

会期

2015年8月28日[金]-9月2日[水]10:00-18:00(土日はお休み、最終日は17:00まで)

会場

名古屋大学教養教育院プロジェクトギャラリー「clas」

関連イベント

阿部大介氏によるアーティストトーク 8月28日[金]15:30-
受講生によるギャラリートーク 8月28日[金]13:30-
博物館学担当教員(栗田秀法)によるミニトーク 9月2日[水]13:00-

主催

名古屋大学文学研究科博物館学研究室

入場料・予約

入場無料
予約不要

出品作品

駒井哲郎(1920-1976) 《岩礁にて》(1970,エッチング)
深沢幸雄(1924- ) 《顔の中の影》(1977,エッチング・アクアチント・ルーレット)
加納光於(1933- ) 《オーロラの反応Ⅱ》(1970,メタルプリント)
坂爪厚生(1941- ) 《風景’77 囚われた夢 》(1977,メゾチント)
吉岡弘昭(1942- ) 《変身シリーズNo.17 》(1970,ドライポイント)
阿部大介(1977- ) 《かたまりへ 12-01 》(2012,トナーによるアクアチント)
など